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さっき図書館戦争第10話を観終わった。

過日述べたとおり、おれは「熱血バカ」はフィクション・ノンフィクション・リアルであっても、差別なく好きだ。
熱血バカとか直線バカといった方々というのは、図書館〜の笠原やその他図書防衛隊の人々、マクロスプラスのイサムやガルドなど、とにかく勢いが有り余りすぎているのが良い。
何故、彼らはああも一生懸命になれるのか?
彼ら熱血バカは自分なりのそれぞれの尺度の「正義」「やりたい事」を明確に持っているので、多少の障害などは意志力で乗り越える事ができる。


おれは実のところ、かなり昔に一生懸命生きることを諦めてしまったヘタレなので、特に彼らの姿勢がまぶしい。
まぁマクロスプラススーパーノヴァ計画も図書隊だって当然フィクションなので、物語上大きくディフォルメされたキャラクター達ではあるという前提に立っていても、それでもそのまぶしさはおれには少々堪える。


これから先のやりたい事も特になく、熱くなれない自分がどうすればいいのか?という事はずっと考え続けてきていた。
いい年、こいてな。

信念を持って、組織の中で挫折(粉砕?玉砕)した経験の傷はなかなかに癒えない。
それを自分の中で蹴りをつけて、次へ進むにはどうすれば良いのだろう?
おれはこの所ずっと、独りになるとこんな事ばかりを考えて堂々巡りをしているというわけさ。





こまったもんだ。
そうそう、リアルでもいるな。いろいろあって今がんばっている「バカ」が1人。
そいつには是非今のままのおれではこれからも辿りつけない世界を見てきてほしいと思ってる。



ま、これを読んでいるかどうかは判らんがな。