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なんとなく食わず嫌いだった「夏のあらし」を最初から観てみたら、面白かったですよ。
うかつ、おれ、うかつ。
タイムトラベル物ってそれほど作品数のないジャンルなだけに、これは良き発見。
舞台が横浜というのも親近感が沸いてよろしい。
主人公のハジメ君はレントン君と同じ声というのもまたよろし。
三瓶由布子(?)って野沢雅子田中真弓以来のナチュラルボーン少年役声優じゃなイカと思うんだ。
最近の中の人って「声を聞いたらすぐわかる」っていうのあまりいないから、こういうわかりやすい人がいるというのは地味にうれしい。


タイムトラベル物は「夏」絡みが絵になっていいですなあ。
これは「夏への扉」が刷り込まれているからだろうな。
エリアルでもいくつかタイムトラベルネタがあるけど、「8月15日のファットマン」がそのなかでも白眉だと思う。
なっちの「からくりアンモラル」ではオナニーでタイムトラベルという素晴らしき名作「あたしを愛したあたしたち」が収録されているぞ。
将来のためにも読んでおくとよろしい。

からくりアンモラル (ハヤカワ文庫JA)

からくりアンモラル (ハヤカワ文庫JA)

損はないぞ。