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Kei-Type462010-09-19

返却日ギリギリの今日になって、ようやっと「TV版:∀ガンダム6巻」を視聴。
トミノ監督は本当に、「どんな時でもハラは減るし眠くもある。それに当然人だって好きになる」的描写がシャープでありながら自然。
これがあるからキャラクターに人間性を感じる事ができるし、そんな彼らが紡ぎだしてゆく物語も非常に丁寧な物となる。
そうした積み重ねで一話約30分が全くだれる事がない。

∀が放送されたのは世紀末1999年で、それから10年以上を経ておれもその10年の間にそれなりにイロイロとあって、そうしてようやっと理解できるようになったらしい。
トミノ神は相変わらずおれの常に先を歩まれておりますなぁ。
でもこんな丁寧な作品を昨今のアニメーション(萌え)なりライトノベル(超能力バトル物)だけしか知らないような青少年がいずれ理解できるようになるのだろうか?


正直アホな奴らがどうなっても、おれは特に思うところは無いのだが、次世代のトミノ監督ファン(作品に対して)が減るのは無視できん由々しき問題。
おれですか?おれはいつまでもトミノ神のフォロワーですよ。