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小川一水「妙なる技の乙女たち」を読んでいる。
そんでもって半分くらいまで読んだ。
短編連作って読み易くておれは好きさ。

舞台設定がいい感じじゃない?と思いましたよ。
軌道エレベーターがある南方の島」のイロイロな日常風景の中でドッコイ逞しく生きている日本女性たち、素敵じゃないか。

でね、やっぱり小川一水って短編向けの作家だと思うの、おれ。
正直文章力が強力という訳でもなく、人物描写もそれ程優れているわけでもないと思うのが、その理由。
反面、アイデアやらネタ選定には光る物があるんだよな。
そういったところが、その理由。