リインカネーション

今日の様にアホらしくなるほど天気がよく、静かだと世界が本当は終わってしまったのではないかと思ってしまう。
おれの理想のユートピア像はネビル・シュートの「渚にて」の世界終末直前の人々のくらし。
あの小説はディスとピアを扱ったものとして知られているが、ヒトがヒトとしての尊厳を持ったまま冷静に「世界の終わり」を迎えるというのは、おれにとっての理想。


まぁまずありえないわけだが。



そういえばチェルノブイリ周辺は緑はあるにもかかわらず放射能のおかげで虫をはじめとする動物がまったくいないので音の無い世界だと聞いた事がある。


おれの終末観とはそんな感じ。
だがそんなに都合の良い美しい「終わり」なんてないだろうな。
だからこそのユートピアといえる。


こんな事を考えるのは多分最近観ている「ゼーガペイン」のせい。
ゼーガおもしろいよ、ゼーガ。
カミナギも可愛いよ、これを萌えっていうのだろうか。