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ぴょんちゃんの超大好評コーナー

「今週の大好き!三つ子、大好き!のりお」。
週刊少年チャンピオン08年51号(12/4号)掲載121卵性感想。

中の『表向きのチームワークの良さの裏での伊藤さんの背信行為が、変態集団に深みを与えている。変態集団の発生する同じ目的を持っていながらも方向性の違いから発生する不協和音は、チーム杉ちゃんのホノボノなノリとはまた違った味わいがある。』



という記述を読んだ時、まさに「戦闘妖精・雪風」での特殊戦の特質を言い表していると戦慄をおぼえた。
JAMに対抗するために組織された戦隊にも関わらず「おれには関係ない」というセリフに現れる超個人主義の、劇中の言葉を借りれば「何らかの手違いで人間に生まれてしまった」パイロットたちの集団が何故JAMと戦えるのか?
それは各戦隊員の意識が細かい方向性こそ違えども「戦闘偵察中、僚機が撃墜されようともそれを助けず、その戦闘データをただ必ず持ち帰る」というある種の強烈な生存本能をそれぞれ戦隊員がそれぞれの形で持っているおり、その行動の不可解さ故に本来の敵であるJAMからも唯一理解不能とされてきた。

それがまさしく特殊戦。

その本質をまさに突いた存在、それを読み解く鍵がなんと今週の三つ子にあったとは。



察するに、変体集団が目標に対してからより効果的な結果を引き出すためには、雪風で特殊戦を率いるクーリィー准将的な圧倒的なリーダーが必要となるだろう。
リーダー候補はやはり「おがちん」一択ではなかろうかとおれは思う。

おがちんをリーダーとし変態集団の目的をより明確にした後、伊藤・加藤をこれまで以上に独立性を与えつつそれを目的に沿った形で御する事が出来るならば、変態集団はまさに佐藤君に特化した究極の「佐藤君が好きで好きでたまらない隊」へとの成長を遂げるだろう事は間違いのないことだと思われます。




どうにょろ?