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うんこをしながらバルキリー(可変戦闘機全般)の塗装について考えていた。
この話のはじまるは遡るとかなり古い。
どれくらいかというと、飛行速度が超音速にもなると空気との摩擦で機体表面温度がシャレにならんと知ってからなので、少なくともかれこれ四半世紀以上にはなる。

耐熱塗装で何とかなる現用戦闘機ならともかく、バルキリーは初代VF−1からずっと大気圏突入をこなしてしまうスペックを持っているので、それだけでも大変な事だよなぁ。
大気圏外からの突入作戦みたいなもんで迂闊に安物塗料を使ったが最後、全機塗装が焼け落ちて地金丸出しで目視では誰が誰だかわからん事になりかねん。

折角書いたお気に入りのささやかなノーズアートが消えちゃったら、おれなら作戦が始まる前からダメージを受けるだろうな。

まちがいない。

と、そこで気がついた(ちなみにここいら辺りでうんこが出た)。
現在使っている大気圏突入カプセルやらその他往還機の塗料ってどんなのが使われてるんだろうか?っていうか、それ使えばいいじゃん。

ここにまたひとり、天才現る。